街の熊さん。

今年は、秋が短かった…

もう、冬が近い。
先週街中に下りてきたと思った紅葉は…

今日の、強風でみな、落ち葉となった。

１１月６日の土曜に、ココ松本の、町のど真ん中に、熊が一匹現われた。
突如。
それも、この山深い長野県の中の、唯一広い松本平のそのまたど真ん中で…

この熊の救われていた事は、現われた場所が、小学校の校庭だったということ。
当日、そこの小学校では、参観日で朝早く出勤した先生が、校庭で、熊と出くわした…という。
その先生は、熊をじっと見ながらゆっくり後ずさりしてその場を離れたと言う。

良く、昔から言われたとおりの完璧な脱出法である。

とっさに出た行動として見ても、本当に素晴らしい。
…で、結局、連絡網で、その日の参観日は、モチロン中止になったとの事。

その後、大捜索網が敷かれ…４時間後に近くの民家にうずくまっている熊は麻酔銃で撃たれ、小学生の気持ちを考えて…ということで、命は救われて、山に放たれたそうである。

松本の平らでも、山のそばでは、ココのところ、本当にしょっちゅう熊が現われる。
今年は、例年に増して多い。
つい先日も、池田に現われた親子熊は、母熊は殺され、子熊は山に逃げ込んだとか…

もっと、山のほうに行くと、大町と言うところがあるが、そこは、毎年熊の話題には事欠かないが、今年は、おおすぎて、新聞にも載らないくらいである。

それにしても、松本の街中に現われた熊はどうやって、そこまで来たのだろう。
コレについては、みな不思議がっていて、町の警察やら、市役所やらで、情報を求めていると言う…

ある日。家の庭に…熊さんがやって来たら…

ヤッパリ怖い！