悪い癖…

私の悪い癖に、他の人と一緒はヤダという強い意識がある。

例えば、ユニクロは好きだけれど、それでも同じものを着ている人とばったり出合ったら…

次の日からはそれはお蔵入りになってしまう。それに飽きっぽい。それは息子にもしっかりと遺伝している。

後は新しい物好きの癖に飽きっぽい事。

それで困るのは、化粧品だ。
ファンデーションはココ数年同じメーカーの同じものをずっと飽きずに使っている。
無くなりそうになると、新しい物を買う。
だが、一番すごいのは、口紅の類の数。何十本とある。それも似たような色合いのものばかりである。
だいたい今の物は防腐剤が入っていないものが多いから、油が古くなり、何だか鼻につくようになって、結局ゴミ箱行である。
勿体ない事と、情けない事は百も承知の上。

ただ、女性にとって口紅を買いたくなる時は何か自分を奮い立たせるとか変化を求めたいときとか、やはり色々な心の変化に起因することが多いのではないのかと思う。

何か仕事やら、人生の壁にぶつかったり自分に自信が無くなったり、気分転換したいときなど、結果として口紅を買っている。

化粧品での、失敗というと、「通販」だ。
小ビンに入ったジェルアイライナーを買ったところ、届いたその日にもう乾いていて、ひと月も使えばもう水分が飛んでボロボロになってしまった。

すべての通販がそうではないだろうが、私は2度買って2度とも失敗だった。

でも、実は…

田舎者だから、ジェルアイライナーという物はそういったボロボロしたものだと思っていた。

都会のデパートで、本物のメーカー品売り場でジェルアイライナーを買ったときの、その衝撃といったら…恥ずかしい以外の何物でもなく…

買った通販の店を訴えてやろうかと思ったほどだ。

本当に笑い話見たいだが、メーカー以外の化粧品の通販は気をつけた方がいい。
化粧品の類は返品がきかないから

シカシ…
年を取ると、色々と悩みが出てくる。

若い頃には気にならなかった事、白髪に始まり、シワ、シミ、たるみ等々本当にいやなものである。

気になると、どんどん気になってしまって…そういう弱みを心にもっていると、ついついＴＶショッピングなどの効能をうたった宣伝につられてしまう。

わかっているはずなのに

「あ～欲しい！」

と商品を宣伝しているモデルさんの様になれるつもりで買ってしまう。
良く出来ているもんだ…
（心理学だね～）

で挙句の果てに、買っただけで満足してしまい毎日使いもしないで…

いつの間にかまた新しい物を欲しくなっている自分がいる…こんな事の繰り返しをいったい何時までやっているんだろう。

新年の自分への戒めを込めて。

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